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天竜川転覆事故~安全管理における「現場に一任」の意味について

船頭教育、現場に一任、天竜川下り運航会社。。。
(2011.8.20日本経済新聞朝刊から)

>>> 浜松市の天竜川で川下りの船が転覆し2人が死亡、3人が行方不明になった事故で、運航会社の天竜浜名湖鉄道が採用した船頭の教育や指導をベテランの船頭に事実上、任せきっていたことが19日、分かった。
 同社によると、船頭は委託社員として公募され、現在22人。2級小型船舶免許を持つ8人のうち、経験も豊富な4人を“ベテラン”として、新人船頭の養成講座などを担当させていた。
 新人には講座を受けさせた後、資格が不要で、操船が比較的容易な船首の船頭を受け持たせていた。
 講座に教本などはなく、ベテランの指導を受け、資格や一定の操船技術を要する船尾の船頭に“昇格”するが、明確な基準はなく、船頭としてのデビューや昇格は事実上、ベテランの推薦に委ねられていた。
 同社は「経営側は船の素人。ベテラン船頭の意見は貴重だった」としているが、静岡県警は、船頭の教育や指導を現場に一任していたことに安全管理上、問題がなかったか捜査を進めている。<<<


[編注,コメント]


 会社に安全教育が義務付けられていると仮定すれば、一般的に, 
全てを現場に一任するやり方は、事故結果に対して「会社は責任を免れない」ということになる。
 法的に、会社には「選任監督」義務---適任者を選任して、その者をしっかり監督しながら、法的責任を果たしていると認められるか---が問われるからだ。
 すなわち、選任しっぱなしはダメで、選任した後、そのものが会社のために必要な任務を果たしているか「監督する」義務が残っている。
 「現場に一任」は、この後段に義務が充分に果たされていないことに、(多くの場合)なる可能性がある。


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